ご当地ナンバープレート解禁!もしかするとあのキャラがナンバーに・・・!?

富士市のご当地ナンバー  
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自動車のナンバープレートのデザインは全国で統一されていますよね。ナンバープレートの地域名や数字などは各自動車で異なりますが、デザインが同じなのは面白みに欠ける、と感じる人もいるのではないでしょうか?

個性を出そうと光学式ナンバープレートに変更する人もいるぐらいです。

しかし、国土交通省は自動車のナンバープレートについて、オリジナルのデザインをあしらっても良いという「ご当地ナンバープレート」を導入する事を決定しました。

導入時期や費用に関しては未定のようです。

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自動車のご当地ナンバープレートが解禁

2016年4月現在、ご当地ナンバープレートについて分かっている情報は以下の通りです(あくまで案です)。

項目備考
導入単位ナンバープレートの地域名単位(複数の地域名単位でも可)
対象車種登録自動車(事業用も可)と軽自動車
デザインの種類最大2種類(寄付金無しの場合は1種類)

ナンバーの地域名一覧

なお、寄付金は地域の交通サービスの改善や利用促進、観光事業等に使われます。

ナンバープレートのデザインは、各自治体(地域名単位)が検討して、国土交通省に申請し、視認性が十分に確保されている事などを審査する事で決定します。

おそらく、導入されるデザインは、観光促進等を目的にした各地域の特産物や有名な観光地、ご当地キャラなどとなるでしょう。例えば、富士山ナンバーなら「富士山」をあしらったデザイン、習志野ナンバーなら「ふなっしー」をあしらったデザインといった感じです。

どういったデザインになるのかは、自動車に先駆けてご当地ナンバーが解禁されている原付や小型バイクのナンバーのデザインを見れば少しイメージ出来るかもしれません。そこで参考として原付・小型バイクのご当地ナンバーをいくつか紹介します。

【参考】原付・小型バイクのご当地ナンバー

原付・小型バイクのご当地ナンバーも各自治体が特産物や有名な物等をあしらったデザインが導入されています。

それでは、各自治体のご当地ナンバーを見ていきましょう。

■愛媛県松山市

松山市のご当地ナンバー(出典:松山市

ご当地ナンバーを最初に導入したのが愛媛県松山市です。ナンバーのデザインは、司馬遼太郎が書いた、松山市が舞台となっている小説「坂の上の雲」の雲をイメージしたようです。

■静岡県富士市・山梨県富士吉田市など

富士市のご当地ナンバー(出典:富士市

やっぱり富士山をイメージしたデザインでした。これなら自動車のご当地ナンバーも富士山で間違いないかもしれませんね。

■北海道北見市

北見市のナンバープレート(出典:北見市

北海道北見市のナンバープレートは何をイメージしているか分かりますか?そう「カーリング」です。北見市と言えば、カーリングが有名で多くのオリンピック選手を輩出している町です。そのため、ナンバープレートにもカーリングのストーンが採用されたのでしょう。

■東京都調布市

調布市のナンバー(出典:調布市

東京都調布市のナンバープレートのデザインは、調布市に在住していた水木しげるさんが書いた「ゲゲゲの鬼太郎」があしらわれています。漫画のキャラクターも有るんですね。

同様に、千葉県佐倉市では「ルパン三世」のデザインが導入されていますし、福島県須賀川市ではウルトラマンがデザインされています。

■京都府宮津市

宮津市のナンバー(出典:宮津市(web archive)

京都府宮津市のナンバープレートは日本三景の「天橋立」をイメージしたデザインとなっています。

このように各自治体ならではのデザインをナンバープレートに導入しています。自動車のご当地ナンバーも似たような感じのデザインになるのではないでしょうか。

【参考】東京オリンピックナンバープレート

東京オリンピックに向けて、日本全国の機運を高めるために「東京五輪特別仕様ナンバープレート」が2015年度中に交付される予定でした。しかし、1度決定したオリンピックエンブレムが白紙撤回となったため、東京五輪特別仕様ナンバープレートの交付も延期されています。

東京五輪特別仕様ナンバープレートのデザインは、IOC(国際オリンピック委員会)からオリンピックのエンブレムを使用するように言われているため、新しいエンブレムの決定後、公募される予定です。

東京五輪のエンブレム(出典:東京オリンピック公式サイト

そして、新しいオリンピックエンブレム(上の画像)が2016年4月25日に決定しました。これで東京五輪特別仕様ナンバープレートのデザイン公募・選考が順次行われる事になるでしょう。

東京五輪特別仕様ナンバープレートが交付される時期は未定ですが、2017年度中には自動車ユーザーへの交付が開始されるのではないでしょうか。交付費用がどれくらいになるのか気になる所ですが、一生に一度かもしれないので、オリンピック気分をナンバープレートでも味わうのは良いかもしれませんね。

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