国産のセダンの最高峰と言えるレクサスGS(グランドツーリングセダン)。内外装の質の高さ、安定した走行性能共に国産セダンの中では頭一つ抜きん出た車と言えます。
レクサスの外装を語る上で外せないのが「スピンドルグリル」のマスクデザイン。4代目のレクサスGSから採用されたのを皮切りに、その他のLSやRXなどにも順次採用されており、「レクサスがかっこいい」と言われる所以はこのデザインにあると言っても過言ではないでしょう。
ケチを付けるとしたら10L前後の燃費の悪さ。しかし、ハイブリッドタイプも販売されており、燃費が気になるという人にも対応しています。
査定相場予想
参考媒体 | 形態 | 価格(単位:万) |
---|---|---|
価格.com | 個人売買 *1 | 133~566 |
カーセンサー | 買取相場 | 171.4 |
Goo-net | 市場価格 | 309.3 |
レクサスGSの全体の査定相場は180万円~200万円と予想されます。(*2)
*1 価格com-ヤフオク予想買取価格より。
*2 上記3媒体の「個人間売買」「実際の買取価格」「市場価格」から判断した予想額。
なお、上記は年代等を考慮していない車全体の平均買取価額の予想です
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
新車価格帯 | 529.6万~827.9万 |
車種 | セダン |
燃費 | 9.3~10.8km/L |
排気量 | 2.5L/3.5L |
エコカー減税 | グレード450hのみ100% |
乗員 | 5人乗り |
ドア数 | 4ドア |
全長×全幅×全高 | 4850×1840×1455mm |
パワーウェイトレシオ | 7.63kg/ps *1 グレード250の場合 |
*1 グレード250の場合
燃費
レクサスGSの短所として「燃費」と答える人が多いようです。メーカー発表では、9.3~10.8km/Lですが、発進停止を繰り返す街乗りでは5~7km/L程度となる模様です。一方、高速では12~13km/Lまで燃費が伸びるようですね。どの車も高速では燃費は良くなるので、この燃費の伸びでは満足いかない人も多いでしょうね。
ただし、ハイブリッドタイプのグレード450hでは18.2km/L、350hでは21.4~23.2km/Lという燃費性能の良いグレードも販売されています。
PICKUPポイント
レクサスGSの特徴を紹介していきたいと思います。
■卓越した走行性■
スポーティーなイメージだけではなく、その走行性はオーナーを十分に満足させてくれる仕上がり。街中、高速道路などどのような場面でも加速のスムーズさ・アクセルの反応の良さ等輸入車に劣らない走りを見せてくれる。もう少し遠くまでドライブしてみようかと思わせてくれるのがレクサスGSの特徴です。
■ハンドリング性能は国内随一■
ラージサイズのセダンの中でもハンドルの操作性はトップクラス。車と自分が一体になったような感触を味わわせてくれる。
■燃費性能はいまいち■
環境対応や燃費向上といった流れの中では少し逆行しているといっても言い燃費性能。スポーティーな走りをアピールポイントにしている分、燃費性能に関してはハイブリッドタイプにしてもやや不満が残る。燃費に関して高望みをしなければ実燃費を見て逆に満足出来るかもしれない。
■スポーティーな作りと快適性を兼ね備えた内装■
走行性を重視したレクサスGSではあるが、セダンの居住性もしっかりと備わっていて走行時の疲れを軽減してくれる広さやシートの作りになっています。また、高速域に達しても継続する静粛性とコストを掛けた内装等により高級感を味わわせてくれる。
レクサスGSの変遷・歴史
レクサスGSの初代は1993年からトヨタのアリストのレクサスブランドとして生産が開始されました。日本ではアリストとして、海外ではレクサスのレクサスGSとして販売されてきました。
2005年にレクサスGSの三代目がレクサスから日本で販売を開始する事になった事からアリストの生産は中止され、2011年に4代目が開発され、今日に至っています。
アリスト乗りの中には「アリスト=レクサスGS」とされるのが嫌な人もいるようですが、海外名がレクサスGSで日本名がアリストであり、レクサスGSはアリストの後継車と言えます。ただ、搭載されたエンジンに違いがあり、走行性などには違いがあったようで、アリスト乗りの人達の言っている事も分からなくもないですね。
レクサスGSの口コミ
・毎日運転したくなるような爽快感を与えてくれる。加速・安定性共に大変満足しています。
・外見のかっこよさだけではなく、内装もクオリティの高いデザインや空間作りとなっている点はやはりレクサスといった感じ。こういう車をもっと若い時に購入出来たら最高なんですけどね。
・止まっていても、走っていても高級感を感じる。助手席に乗っている彼女もかなり満足している様子です。そんな彼女を見て私も満足しています。(笑)
・サスペンションの影響なのか、シートの性能・デザインのおかげなのか長距離を走っても全く疲れません。加速性能も十二分にあるので車旅行を気兼ねなく、むしろ進んで計画する事が出来ます。
・燃費を考えてハイブリッドを選んだが、プリウスなどの燃費と比較するとやや劣るかな。燃費中心で選んだ場合は肩透かしされた感じになっちゃいますね。
・高級セダンという事もあってやはり価格が高いかな。あと、型が古いのはトランクが狭いのであまり荷物を積むことが出来ない。
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