自動車保険は初心者ドライバーだと高くなるの?保険料の決まり方も紹介

初心者ドライバー  
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初心者ドライバー

よくテレビCMで、「自動車保険の保険料が、年間○○円安くなりました!」と言っているのを耳にしますよね。そんなに安くなるんだ!?と思って、実際に見積りを取ってみると全然安く無かった、という経験がある方もいるのでは?

最近の自動車保険はリスク細分型保険と言われ、様々な要因によって保険料が決まります。

ここでは、その中でも初心者ドライバーである事によって保険料が影響を受けるかどうかについて、実際に保険会社の見積りを取って検証していきます。

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リスク細分型保険とは?

自動車保険は、契約者から保険料を集めて万が一の時にその保険料を、困っている契約者に保険金として支払う、相互扶助の精神からなるものです。

しかし、交通事故に遭う可能性が高い契約者の保険料を安くしてしまうと、保険料収入よりも保険金支払いが多くなり、いざという時に支払う保険金が足りなくなってしまいます。

保険とリスク

そこで、従来から自動車保険の保険料は、過去の事故データや運転手の年齢など、危険度に応じて決定されていました。

しかし、1996年に改正された保険業法によって保険の自由化が始まると、さらにリスクが細分化されて保険料が決定される様になったのです。これがよく言われる「リスク細分型保険」の誕生です。

保険業法施行規則12条3項によると、保険料は以下の9個のリスク要因によって差をつける事が可能です。

  • 年齢
  • 性別
  • 運転歴
  • 使用目的
  • 年間走行距離(使用状況)
  • 地域
  • 自動車の種別
  • 自動車の安全装置の有無
  • 自動車の所有台数

リスク細分型が導入された事により、事故の危険度が低いドライバーの保険料は安くなり、従来と比べて3〜4割近くの節約となった方もいるでしょう。

但し、事故の危険度が高いと判断されたドライバーは、従来よりも保険料が高くなる可能性が有ります。

つまり、CM等では保険を見直したら保険料が安くなった!と言っていますが、必ずしも保険料が安くなるとは限らない、という事ですね。

初心者ドライバーの保険料を試算!

保険料の見積り

自動車保険の保険料は、ドライバーの危険度によって左右される事が分かりましたが、実際に初心者ドライバーの保険料は高くなるのでしょうか?

そこで、以下の前提条件で実際に保険料の見積りをとってみました。免許取得後、車に乗っていなかったペーパードライバーを想定しています。

なお、見積りに利用した保険会社はソニー損保です。

前提条件

年齢:26歳(平成2年6月10日)
免許証の色:ブルー
等級:6等級
事故有り係数適用期間:0年
初年度登録:平成27年5月
車種:トヨタ ヴォクシー(ZRR85W)
使用目的:主に家庭用
年間走行距離:11,000km以下
記名被保険者:契約者本人
補償範囲;記名被保険者のみに限定
証券:発行無し
車両保険:無し
対人・対物・無保険車傷害:無制限
人身傷害:3,000万円(車内のみ)
特約:弁護士費用特約・他車運転特約

上記の条件で保険料を試算したところ、48,120円となりました。

次に、ベテランドライバー(54歳・20等級・30歳以上補償)で試算すると21,020円になりました。前提条件の例と比べると約6割も安いですね。初心者ドライバーとベテランドライバーでは、保険料に大きな差が出る事が分かりますね。

しかし、初心者ドライバーといっても、様々なタイプの方が有ります。従って、一概に「保険料が○○円高くなる!」とは言えません。そこで、以下の様に前提条件に少し変更を加えた場合、どの様な影響が出て来るかを見てみましょう。

年齢が違う

免許証を取得する年齢は、20歳前後が最も多いでしょうが、もちろんもっと年を取ってから免許を取得する方もいます。

年齢の違い

若い方よりは年を取った方の方が、落ち着きが有り事故のリスクは低いと考えられるので、保険料は安くなる傾向に有ります(逆に年を取り過ぎると、保険料が上がります)。

上記の前提条件の内、年齢を「50歳」に変更してみると、保険料は39,200円となりました。

免許の色が違う

免許証はグリーン、ブルー、ゴールドの3色が有り、無事故無違反の継続年数等によって変わります。

運転免許証の色(グリーン・ブルー・ゴールド)の種類とそれぞれの意味

運転自体は初心者だったとしても、車の運転を全然していなければ免許証の色はゴールドになります。そこで、上記の前提条件の内、免許証の色を「ゴールド」に変更してみると、保険料は43,320円となりました。

等級が違う

運転自体は初心者でも、親の保険等級を引き継ぐ事によって、いきなり高い等級からスタートする事も有ります。

ノンフリート等級

そこで、前提条件の内、ノンフリート等級を「16等級」に変更してみると、保険料は25,770円になりました。

最後に

いかがでしたか?初心者ドライバーの保険料は、ベテランの保険料と比べると高いという事が分かりましたね。また、初心者でもゴールド免許だったり、高齢であれば運転技術に関係なく保険料が安くなります。

車に乗るのであれば、出来るだけ継続的に安全運転をして「等級を上げる」「免許証の色をゴールドにする」といった事を目指して行きたいですね。

ペーパードライバー講習

なお、最近はペーパードライバー運転教習(教習所によって名称は異なります)というレッスンの有る教習所が多いです。

免許取得から間もない方や、10〜20年といった長期間にわたって運転をしていない方を対象に個人レッスンをしてくれるというものです。

参考:教習所内でレッスンするタイプや、出張講習をしてくれるタイプなど様々なので、近くの教習所に問い合わせてみて下さい。

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